韓国のアジュンマ最強説

韓国通の方なら、「韓国のアジュンマ(おばさん)は強烈だ」ということをよくご存知かもしれません。

例えば、大声で喧嘩をしていたり、お店などで無茶な要求をしたり、、等々。

 

私も韓国でビックリするアジュンマを見かけたことが何回かあります。

その中でも特に強く印象深かったのが、果物売りのアジュンマです。

学生街の交差点付近で、ポツンと果物を売っている老夫婦がいたのですが、その日はアジョシ(おじさん)がいない日だったのか、アジュンマ一人で店番をしていました。

お店は小さな移動式の屋台だったので、少しでもそこを離れるわけにはいかなかったのでしょう。

なんとアジュンマ。屋台の横の隅っこで、立ちションをしていました。。

しかも学生街の交差点前だったので、人もたくさん通っています。横目をはばからず用をたすアジュンマの姿がかなり衝撃的だったので、その姿を今でも鮮明に覚えています。

 

 

さて、そんなユニークな(?)アジュンマにあふれている韓国ですが、たまに道端や地下鉄のホームで道を聞かれることはありましたが、実際にアジュンマと会話することはほとんどありませんでした。

しかし、出産後、子どもをつれて道を歩いていると、ほぼ90%の確立で(子どもに)話しかけてくれるアジュンマやハルモニ(おばあさん)に出会います。

日本と比べて、子どもに寛容な方が多いからか、逆に何も話しかけてくれないアジュンマがいたりすると、「なんであのアジュンマは何も言ってこないんだろう?!」とこちらが不安になってしまうことも。。

また、大抵は私ではなく子どもに話しかけてくださるのですが、子どもはまだ0歳児で話すことができないので、「どこに行くの?」とアジュンマに言われると、「私が代わりに答えていいのだろうか・・・?」と迷うこともあります。

何回か「病院にいくところなんです」とか「市場に行こうと思って・・・」と子どもの代わりに代弁すると、それに対して特に返事がなかったりするので、「あ、これは返答がないことを承知で子どもに話しかけているだけなのだな」と悟り、それ以降は私に直接質問を投げかけられない限りは、ニコニコして黙っていることにしました。

 

 

子育てをしていると、一日の半分以上は家で子どもと二人きりなので、子育ては意外と孤独だな、、と感じることがよくあります。

なので、外に出て、見知らぬアジュンマと少しでも会話をできることが、鬱々とした状況を脱出できる機会にもなり、意外と助けられています。

 

 

話は少し変わりますが、ここ最近、週一で楽しみに通っているところがあります。

家の近くで週に一度、農協主催の直売市場が開かれるのですが、ここで販売される野菜の質がとても良く、値段もお手ごろなので、近隣の住民方もこぞって集まり、毎回大盛況です。

車がないとスーパーにもいけないので、徒歩で買い物ができることが何よりも嬉しく、私も毎週欠かさず通っています。

私の場合、子連れということもあって目立つのか、お店の方々にもすぐに覚えていただけるようになったので、もうそろそろ直売市場が開かれる日はスッピンで出歩かないように使用かと考えています。。

 

さて、お店のスタッフさんの中で、ダントツでセールストークが上手なアジュンマがいます。

一度そのアジュンマが「子どもに食べさせな!」と(辛くない)唐辛子の詰め合わせを差し出して下さったことがありました。

もちろん、子どもは唐辛子は食べれませんし、そもそもお店の社長でもなさそうなアジュンマが勝手に商品をあげたりしたらまずいのでは?と思い、丁重にお断りしたのですが、毎回「子どもにメロンはどう?」などいろいろ勧めてくるので、毎回たじろいでいます。

 

そんなアジュンマが先日、(毎週通っているので久しぶりに会ったわけでもないのですが、)「ちょっと見ないうちに大きくなったね!オンマ(お母さん)がよく育てた!」と大きな声で話しかけてくださいました。

この日は珍しく商品は何も勧められず、「オンマが良く育てた!」を何度も連呼していました。

 

実はここ数日、料理下手の私は離乳食の献立や調理に追われ、また甘えたがりの子どものグズグズもひどく、ご飯も落ち着いて食べれなかったりしたので、精神的にかなりやられていました。

疲れ果てた私を心配してくれ、旦那さんも一緒に解決策を考えたりしてくれましたが、なんだかしっくりとこなかったり。。

そしてこのアジュンマの一言が、「一番言ってほしかったことはこれだった!」と心にグサリときたのです。

 

もちろんセールストークで言ってくださったお世辞であることは重々承知していますが、やはり韓国のアジュンマには助けられてばかりのような気がします。

 

 

<余談>

旦那さんからもこの一言を(お世辞でも良いから)是非聞いてみたいのですが、この話をしたら『言わせた感』があるので、どのように切り出すか考え中です。口下手な旦那さんなので、自然に言ってくれる日は果たして来るかな、、??

ああ言えばこう言う

週末の午前中は、だいたい離乳食のストック作りに励みます。

 

ハイハイをして動けるようになってからは、ふとした瞬間に玄関に行って靴をなめてたり・・・。本当に目が離せなくなってきたので、旦那さんがいる時にしかゆっくり台所に立てないからです。

 

最近、旦那さんが息子とよく遊んでくれるようになり、今日も私が台所であれこれしている間も、側で絵本を読んであげたり、歩く練習をさせたり、よく遊んでくれていました。

 

離乳食作りも終盤に入り、安心して洗い物をしていたら、急に静かになったので後ろのリビングを確認。すると息子が一人遊びを始め、自分の世界に入っていたので、旦那さんは邪魔をしないようにと少し離れた位置で横になっていました。

 

そして旦那さんは熱心にスマホをいじっています。

 

 

本当であれば、息子と遊んでいる間はスマホやテレビは見ないようにしてほしいのですが、息子は静かに一人で遊んでいたので、何も言いませんでした。

あんまりグチグチ言うと、旦那さんのやる気も削げてしまうので・・・。

 

皿洗いをしながら数分おきに息子の様子を確認していたのですが、私もついつい洗い物に没頭してしまい、「はっ」となって後ろを振り返ったら、あろうことか!

 

息子はベランダに出ていて、しかもベランダ用のスリッパをかじっていました。。

(ベランダはあまり掃除をしていないので、土ぼこりがあったり汚いです。)

 

ぎゃー!と叫びながら旦那さんを見ると、旦那さんはスマホに夢中。

ネットサーフィンに没頭しすぎて、息子がベランダに出たのを見逃していたのです。

 

危ないし汚いので、さすがに少々怒りながら、リビングに連れ戻すように言うと、バツが悪くなった旦那さんは、なんと!!良いように言い訳をし始めました。

 

 

「少しぐらい汚くしてた方が免疫力もつくし!大丈夫大丈夫~!(^▽^)」

 

 

 

 

以前読んだ某育児情報誌に『完璧に清潔を保つよりも、少しぐらい汚い方が免疫力もつくので、毎日の掃除に必死にならなくても大丈夫』というような内容が書いてあり、これを旦那さんに教えたことがあったのですが、、

スマホに気をとられて気づかなかったのにもかかわらず、なんとその時の話を上手く引用され、開き直りました。

 

 

黒く汚れた息子の手と口周りをすすぎながら、「それとこれとは意味が違う・・・」と不満が沸々とわいてきましたが、心の広い私はぐっとこらえましたので、大きな言い争いには至らず。

 

 

昨今、ニュースなどで「ながらスマホ」が問題になっていますが、我が家においてもスマホの使用には注意が必要だと改めて痛感しました。

 

 

<余談>

この後、洗濯物に夢中で目を話した隙に、息子は玄関に行って運動靴を舐めていました。。

 

はじめまして編

 

文章を書く練習がしたくてブログを始めてみました。

 

韓国の某地方都市にて、転勤族の旦那さんと、もうすぐ1歳になる息子と3人暮らしをしています。

 

ソウルのような都会ではないけれども、周りが畑・・・のような田舎でもなく。

都会と田舎の間ぐらいですが、少し都会よりな所です。

 

在韓の方でブログを書いている方は多いと思うので、あまり被らないような話題を書けたらなと思っています。

 

何年か後に「あぁこんな事あったな」と見返せるような記録になればと思っています。